軟水と硬水の違いとは?
水には軟水と硬水があります。
ウォーターサーバーでおいしい水を使用する前に
それぞれの特徴の違いについて考えてみましょう。
その違いは硬度によって分けられます。
硬度はカルシウムとマグネシウムを足して算出します。
カルシウムとマグネシウムがたくさん含まれている事を
硬度が高いと表現されます。
硬度が高い水のことを「硬水」と言います。
反対に硬度が低い水のことを「軟水」言います。
硬水の特徴として、マグネシウムが
たくさん含まれることによって苦味があり硬い感じの味がします。
軟水の特徴は淡白でくせがありません。
苦味がないので軽くて甘く感じることができます。
硬水と軟水にはそれぞれ用途によって
向き不向きがあります。
硬水は、ウォーターサーバーなどで
水分をそのまま補給したい方には適しています。
例えばスポーツした後に水分を補給する場合などです。
また苦味のあるコーヒーを作りたい時などは、
硬水を使うといいでしょう。
ミルクティ、ウーロン茶、料理で肉を煮る時に
使う水などは、硬水が適しています。
軟水は、柔らかい味わいから
マイルドなコーヒーを飲みたい時に適しています。
焼酎やウィスキーを水で割るときや
緑茶といった日本茶には、軟水が適しています。
料理に使う場合、ご飯を炊く時に使う水、
だしを摂る時に使う水や野菜を煮る時に使う水には、
軟水が適しています。
以上のように硬水と軟水の特徴を理解することによって、
飲み物や料理のおいしさをより引き立てることができるようになります。